久しぶりに何か書いてみる

あれからいろいろあったような気がする。もう2009年になっていて、1月が終わった上に2月も半分がすぎた。これまで時が流れるのを速いと思ったことはあまりなかったけれど、最近は時間の立ち方が少し変わったようだ。

あれからいろいろあった。携帯電話を捨てた。漫画をすべて売った。ゲーム機を捨てた。兄弟と喧嘩した。研究を再開した。服を買い換えた。就職活動をはじめた。生活を整理した。

すっきりした。

自分の中で何かが終わって、何かが始まったという気はする。終わっただけで何も始まっていないのかもしれないけれど、少なくとも変わったはずだ。

僕は暗くなった。以前にも増して。ただ、暗い明るいということが重要でないかもしれないと思った。暗い、という生き方があってもいいじゃないか。劣等感でのたうちまわるのは、時間の無駄だ。あまり糧になりそうもない。

僕はとっくに一番じゃなくなっていたんだ。そんなことは10年以上前から分かっていた。頭では分かっていた。ただ、それは小さく固くなって石になっていた。

今日、今さっき僕はそこに石がまだあったのだということに気がついた。石を片付けようと思う。石はなかなか溶けないかもしれないけれど、この石はいまだに僕の中の何かの核なのだ。けりをつけなくてはならない。