ATOK の設定をさらに変えた
に引き続き,またまた ATOK の設定を変えた.うーん,Anthy と比べて変換に関しては確実に良いのだけれど,使いこなすまでが面倒くさい.キーの使い方とかもまだ慣れないし.
設定の何を変えたかというと,Ctrl+Space の日本語ON/OFF のトリガーキーからの外し方.Ctrl+Space をトリガーにしていると emacs が使いづらいので.前は /etc/iiim/js_triggerkeys.conf を変えることで,トリガーを Ctrl+Space から Shift+Space に移していた.が,自分が意外と Shift+Space を多用していて,これがトリガーでも不便なことが分かった.例えば,C/C++ のコーディングで閉じ括弧と開き中括弧の間に空白を入れる場合,左 Shift 押しっぱなしで ")"→"スペース"→"{" と打鍵してしまう.
// Shift+Space を打鍵してしまう例 for (int i = 0; i < 10; ++i) { ... } // ~~~ // ↑
なので結局,js_triggekeys.conf はデフォルトに戻して,iiim-properties でトリガーキーを変更することにした.ただ,iiim-properties は,放っておくと ~/.gconf/desktop/input_methods/%gconf.xml が肥大化して動作が不安定になるという不具合がある.どうしたもんかなー,と思っていたのだが,解決方法を発見した
ubuntu hardy amd64 で ATOK X3 の iiim-properties を動作させる -
- iiimx-setting-init は /etc/iiim/client.xml と ~/.gconf/desktop/input_methods/%gconf.xml を見ている
- %gconf.xml がなければ client.xml で設定が決まる (中略)
- %gconf.xml を削除して、~/.gconf/desktop/input_methods/ を書き込み禁止にした
- %gconf.xml が作られなくなる
まず %gconf.xml を使えないようにして,
$ rm -f ~/.gconf/desktop/input_methods/%gconf.xml $ chmod -w ~/.gconf/desktop/input_methods/
/etc/iiim/client.xml を編集することで設定を変えれば良いのである.
$ diff /etc/iiim/client.xml /etc/iiim/client.xml.orig
21c21 < <entry props="status enabled">False</entry> --- > <entry props="status enabled">True</entry> 61c61 < <entry props="trigger keys">Zenkaku_Hankaku</entry> --- > <entry props="trigger keys">Ctrl+space,Henkan_Mode,Alt+Henkan_Mode</entry>
これで,問題は解決.うーん面倒くさかった.ちなみに emacs は ATOK を ON にして,半角入力モードで使っています.
というか,ここまでやって気づいたのだけれど,C でちょちょっとコードを書けば gtk のほうからトリガーキーを変更できたりするんじゃないのか.JustSystems が配布している iiimf-status-hide みたいに,