Google C++ Style Guide を TeX にしてみた

じっくり読もうと思って,XML -> TeX -> PDF に変換してみた.
TeXマークアップ言語みたいなものだし,XML からの変換は楽ちんだろう.Perl の置換でさくっとやろう.」と思って舐めてかかったら,えらく手こずってしまった.要素の変換は楽に出来たのだけれど,インデントと記号の処理が大変だった.
LaTeX では「&」や「#」などの記号は「\」でエスケープしないとエラーになってしまう.ただ,LaTeX での <pre> に当たる verbatim 環境の中では,エスケープしないでも記号もそのまま出力される.なので,verbatime 環境の中と外で処理を変えなきゃならなくて,しかも verbatime 環境ではインデントも維持しなくちゃならなくて,とかで苦労した.慣れていない Peal のワンライナーの組み合わせでやろうとしたのが阿呆だった.
最終的には,ちょこっと手で作業して変換完了.とりあえず,余白縮小カスタムの \documentclass[a4paper,10pt,onecolumn]{jsarticle} で出力したら50ページあった.印刷して,電車の中で読んでみよう.