SKK を導入してみた
id:higepon に触発されて、手前の Fedora 9 に SKK を導入してみた。以下、導入時のメモ。
まず、リポジトリから必要なパッケージをインストール。
sudo yum install scim-skk ddskk
scim-skk はその名の通り scim に SKK を追加するためのパッケージで、ddskk は emacs 用の SKK パッケージ。
scim-skk を入れた後、scim を再起動するとツールバーの入力方式の選択肢に SKK が表れるので、それを選べば SKK が使えるようになる。簡単。
ddskk のほうはちょっと設定が必要で、~/.emacs に以下のように書く。
;;; SKK の設定 (require 'skk-autoloads) (global-set-key "\C-x\C-j" 'skk-mode) (global-set-key "\C-xj" 'skk-auto-fill-mode) (global-set-key "\C-xt" 'skk-tutorial) ;;; 辞書、チュートリアルファイルの設定 (setq skk-large-jisyo "/usr/share/skk/SKK-JISYO.L") (setq skk-tut-file "/usr/share/skk/SKK.tut")
これで、C-x C-j で SKK モードが使えるようになる。変換には、辞書ファイルを使うのではなく、辞書サーバを使う方法もあるらしい。面倒くさそうだったので、やってないけれど。
あと、DDSKK 起動時に付属のインクリメンタル検索を使うように設定することもできる。
;;; インクリメンタル検索の設定 (add-hook 'isearch-mode-hook #'(lambda () (when (and (boundp 'skk-mode) skk-mode skk-isearch-mode-enable) (skk-isearch-mode-setup)))) (add-hook 'isearch-mode-end-hook #'(lambda () (when (and (featurep 'skk-isearch) skk-isearch-mode-enable) (skk-isearch-mode-cleanup))))
句読点を「,.」にすることもできる。emacs で論文とか書く人はどうぞ。
;;; 句読点の設定 (setq skk-kutouten-type 'en)
ただ、scim-skk のほうでこれを設定をする方法が分からない…調査中。
その他、設定については SKK Manual: SKK Manual が詳しい。
ちなみに、この日記も SKK で書いています。まだ anthy の頃の癖で Enter を多く押してしまったりするけれど、慣れれば快適そう。楽しいし。しばらく使ってみよう。